みなさまこんばんは。酒田の若葉旅館です。夕べ、ニッポンの国指定重要無形民俗文化財でユネスコ無形遺産候補でもある「新庄まつり」を観てきました。あ、もちろん仕事です(笑)。
酒田から最上川沿いを車で遡ること1時間強、山形新幹線の終着駅でもある新庄・・東西南北の道が交わり昔から交通の要衝でもありコンパクトな街ながらも常に人が往来し、このお祭はそんな集大成でもあります。新庄の人口はたったの35.000人ですが、この街には3日間で50万人以上の人々が訪れます。人が交わる東北の十字路のひとつです(東ー仙台、西ー酒田・鶴岡、北ー秋田、南ー山形・会津)。
今年は260年目の大祭! ドンドンチャララ、ピーヒャララ♪ 祭り囃しに合せて20もの山車が連なりながら新庄の夜空を煌々と照らしてゆきます。このお祭の良さは練り歩くこどもも大人もとにかく元気!活き活きと楽しそう!各町内会(コミュニティー)の若連中心で山車を作成し、参加。電飾・・神事の本来の姿がここにあります。
元気いっぱいな声、電飾豊かな山車の連続がやがてひとつとなり、最後は祈りとなって夏の終わりの夜空へと昇華してゆきました。とても美しい神事でした。
東北三大山車まつりのひとつでもあります。
山車は新庄駅前を通ります。当日は鉄道などのアクセスのほうが良いかと思いますが、南(山形)方面へは臨時列車が出いる一方で、芭蕉ライン(陸羽西線)余目・酒田・鶴岡方面への臨時列車は残念ながら現在考慮されておらず、パレードも佳境のころ、20:16が最終となり、最後まで見られません!来年に期待したいです!