ここでみなさまへ質問です。
ニッポンは島国ですが、果たしてこのニッポンに島はいくつあるでしょうか?
正解は6852島です(数字;日本離島センター)。さすが島国ニッポン!(考えてみると本州や九州、北海道に四国も島のひとつとしてカウントされているのですね)。
そのうち有人島はたったの418島です。飛島はその1/418、でも山形県では唯一の有人島なわけですから1/1、オンリーワンなのです。その魅力を2回目となった今回もお伝えしてゆきましょう。
定刻15時に上陸した私達はお出迎えにきてくださった島の旅館の社長さんと、ガイドの小川ひかりさんと合流。大きな荷物は社長に預け、虫除け対策を施し、歩き易いカッコウで小川さんとともに散策に出発です。
上の写真は島の全体図で案内を受けているところ。島の大きさは272ヘクタール。皇居の2倍、東京ドームでいえば約60個分の大きさに相当します。島1周がおよそ10キロですが、外周は磯となっていて整備されていないところもありますし、ぐるりと一周というワケにはいきませんが、島の中心に背骨のように舗装された道路が走っており、ポイント、ポイントで海に下りたり、森に入って散策をしたりできます。ちなみに島の高低差は69メートル、台地状になっています。
とびしま号とは明日までしばしのお別れ。
週末の釣り客、バードウォッチング客を本土へと送迎する準備も間もなく完了といったところでしょうか。
(※5~6月のサカナたち:マダイ、クロダイ、メバル、メジナ、アジ、マイカ、スルメイカなど)
ガイドさんの看板の裏には遠賀見神社。これで“おがみ”と読みます。“拝み”に由来しているのでしょうか。島滞在の安全祈願をしました。
あちこちに花が咲いています。誰が植えたでもなく、本当にあちこちに・・。
ネコが歓迎しています。
ネコ「ようこそトビシマへ(ネコ語)」
ネコがニコニコしています。
「ゆっくりしてけー(意訳)」
ガイドさん曰く、今にはネコの住人数は10匹だそうです。わんこは3匹です。
ネコのあとは校長先生がふらりと登場!
立ち話をさせてて頂きまましたが、穏やかな、優しい感じの先生でした。
飛島小・中学校の生徒さんは4名。センセは7名います。
島の人口は250人弱。センセもその中のひとりです。
島南西端には「海釣り公園」があり、透明でエメラルド・グリーンな海に釣り針を垂らし、勝浦港を見ながらのんびりすごせます。
その先端には地下展望台があり、海中の生物を潜水艦に乗った気分でご覧になれます(写真は大物が言ってしまった直後)。
その隣には「館岩」と呼ばれるところがあります。一気に頂上まで絶壁の階段を昇ってゆきます。
中腹で休憩。磯の向こうの百合島はウミネコの繁殖地。白い“斑点”はウミネコです。およそ2万5000羽が生息しているるそうです。
疲れて絶壁に目を逸らすと「ハマヒルガオ(ヒルガオ科)」・・。
頂上手前で疲れて目を足許に落すと「スカシユリ(ユリ科)」・・。
天辺では野生の「トビシマカンゾウ(ユリ科ワスレグサ属)」が迎えてくれました。
港の景色も抜群です。お天気がよければ海の色はエーゲ海にも、アドリア海にも、シシリーのタオルミナの眺望にも負けません(ホントの話)。
ここで一息、休憩しましょう(笑)。 つづく・・
#若葉旅館 #酒田観光 #飛島観光 #庄内観光 #離島ブーム #トビシマカンゾウ #スカシユリ #ハマヒルガオ #釣り #ウミネコ #マダイ #クロダイ #メバル #アイナメ #メジナ #アジ #スルメイカ #マイカ #トビウオ